
睡眠導入剤
2025.09.18
少し前の情報ですが、皆様の大切なご家族に睡眠導入剤を処方されている方がいたらご注意下さい
(デジタルニュース抜粋)
厚労省が精神障害を認めた「睡眠導入剤の『デパス』
デパスに代表されるベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤の服用を原因とした深刻な副作用が次々と報告されている。
睡眠導入剤は「脳の機能を低下させて眠気を誘うもの」と「自然な眠気を強化するもの」の二つに大別される。ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤は「脳の機能を低下させるタイプ」で、催眠作用のほか、抗不安作用もあることから、最もポピュラーな睡眠薬となっている。
『ハルシオン』や『セルシン』、『ドラール』など数種類あるが、代表的なのがデパス(一般名エチゾラム)だ。
デパスは不眠や不安、頭痛を解消するとして、広く服用されてきたのだが「麻薬及び向精神薬取締法」によって突如、「向精神薬」に指定された。コカいんやヘロいんと同様に規制対象となったのである。厚生労働省は「依存性が生じることがある」と注意喚起。
〝麻薬〟と同列となった。【すべての服用者にリスク 】
このクスリの恐ろしさは、医師の指示通りに服用しても依存症になってしまう点にある。
やめようにも「離脱症状」と戦わねばならなくなる。服用量を急激に減らしたり、中止することで痙攣発作、せん妄(時間や場所がわからなくなる、論理的な会話ができないなどの症状)不眠、幻覚、妄想などに襲われるのだ。
「漫然とした継続投与による長期服用を避けること」や「用量の遵守」を呼びかける。急に服用を中止することで離脱症状が起こる可能性が高い。数ヵ月から年単位の時間をかけて、少しずつ薬を減らしていく必要があります」
海外ではベンゾジアゼピン系睡眠導入剤が認知症リスクを高めるという指摘もある。「高齢者がデパスを飲むことによって、せん妄を発症する可能性が高まることは事実です。処方は慎重に行う必要があります」「この薬剤に関する危険性の認識には、医者ごとに温度差がある。医師のモラルに大きな差がある。医師の歪んだトライアングルが睡眠導入剤依存の被害者を生み出しているのである。