紫斑病で腹痛に苦しみ入退院を繰り返していた娘が元気になりました。
2019.09.27
※効果には個人差があります
ある日突然、紫斑病を発病する
平成17年の12月頭頃、娘が「お腹が痛い」と言いだした事から始まります。 始めは小児科の病院に行ったら「胃腸炎」と診断されました。丁度、小学校では胃腸炎が流行っていたので、私もそうだと思い、処方された胃腸薬で良くなるだろうと思っていました。しばらく様子を見ていましたが、腹痛は治まらず、食事をすることもままならなくなり、血便、血尿、下腿に紫斑が出始め、明らかにおかしな状態になってきました。 小児科の検査にて「アレルギー性紫斑病」と診断。しかし、今の状態では特効薬もなく、自然経過を見て良くなるのを待つしかないと言われました。その後、食事がとれず、栄養失調状態が続いた娘は「うちの病院では手に負えない」と、大学病院を紹介されることになり、ここから辛い日々が始まりました。
病院には解決方法が無い
驚いたことに、大学病院でも特効薬はありませんでした。風邪薬を処方され「様子をみましょう」という対応に、もどかしさと不安を感じました。 継続的に続く腹痛、関節痛、血尿、血便、無数の紫斑… こんなに痛がってるのに、医者は何もしてくれないの!? 解決方法が見つからず、病気に対する不安が高まっていきました。
紫斑病の症状は人により異なるようですが、私にとって一番つらいのは腹痛で苦しむ娘の姿を見ることでした。
紫斑病は、本人の辛さに加え、周囲の人、特に母親にとって子供が苦しむ姿は見るに耐えません。
いつ治るのか?治ってきているのか?
結果の見えない闘病生活に不安が付きまといます。 「完治するんですよね?」お医者さんに尋ねても、明快な返事をもらえず、終いには 「紫斑病になるのは運が悪かった」 と言われ、絶望的な気持ちになりました。 この状況になると、母親の精神のほうがおかしくなってきます。 娘の紫斑を見るたび落ち込んだり、症状が悪化するような行動を取られるとイライラしました。「走っちゃダメ!また紫斑が出るよ!」。 紫斑病を発病してからは、他の子供たちと同じように元気に遊ぶこともさせられませんでした。
いったい何が悪くて紫斑病になってしまったの?原因は何なの? もともと健康志向である私は、既成のお菓子やジュースはほとんど与えず、手作りの食品で娘を育ててきました。アレルギーを発症する原因も思い当たりませんでした…
夜中に腹痛に襲われ、夜間病院に運んでは入院を繰り返す。 これだけでも親の心労は絶えないのに、腹痛で食事が取れずガリガリにやせ細っていく娘を見てさらに辛くなりました。 乳飲み子がいるのに、私はストレスで母乳が出なくなる程です。 何をするでもなく、ステロイドを打つだけの入院生活。 「このまま良くならなければ、うちの病院ではやったことはないですが、血液製剤を投与します」と言われました。 元々、ステロイドも使わず治療してほしかったのに、肝炎やHIVなどあらゆる感染症になるリスクが高い血液製剤なんてとんでもない! 断固拒否しました。それと同時に、そんなにリスクが高い治療をしなければならないほど、娘の病気は重いのかと絶望したことを覚えています。
もう、娘を救いたいのか、自分が救われたいのか分らなくなってくる。 私はなかば、紫斑ノイローゼになっていました。
病院から離れたのがターニングポイント
さて、娘と私の状態はこんな感じです。ここからいよいよ紫斑病の本当の原因は何か、何が本当の回復なのか、というところに入っているくのですが、その前に、もう一度おさらいしておきますね。 紫斑病を発病してから半年間は、病院に通ったり、入院、自宅療養をくりかえしていました。その間紫斑や腹痛も出続けいましたが、血液製剤の治療に移る前に退院を申し出ます。このまま、治る見通しもなかったけれど、2週間分のステロイドを処方され退院しました。 徐々に身体を慣らし、学校にも少しずつ通い、元の生活に戻れるようになってきましたが、私の疲労はピークに達していました。
紫斑病が治る道を探した結果
誰でも、告げられた病名をネット検索くらいはするものだと思います。 しかし、頼りにしていた大学病院でも「紫斑病がどうして発病するか本当のことは分かっていない」「治る方法が見つかっていない」「運が悪い」などと言われたら、他で探そうなんて思えないのが普通だと思います。 ましてや、目の前で苦しんでいる子供の姿にパニックになってしまって、他に方法があるかもなんて、私には考える余裕はありませんでした。 ですが、肉体的疲労や精神的落ち込みの激しい私を見て、こんな状態では母親のほうがおかしくなってしまうと、夫の心配も強くなり、改めて紫斑病についてネット検索を始めた事が転機となりました。 そして私達親子は、「紫斑病がどうして発病するのか」という原因を解説するホームページを見つけたのです。 もちろん最初から信用できたわけではありません。しかしながら、病院でも言っていない新しい情報や、紫斑病発病の解説に、ところどころ思い当たる節があったのです。
思い当たる節があった
私は、まさか!と思いました。娘はへその緒が二重に巻きついていて、急遽、吸引分娩になって産まれた子なんです。また、小さい時、スライド式の車のドアに首を挟まれたこともあったんです。 子供でなくとも、紫斑病になる方のほとんどは、頸椎の悪さや背骨のゆがみが原因にあるというのです。
私達親子も、この方法の効果を目の当たりにするまでは 「こんなことで、そんなに本当に紫斑病がよくなるのかな?!」 と思っていました。 しかし、この時、この方法を試さなければ、いつまでも紫斑病に怯える生活をしていたと思います。今では腹痛に悩まされることもなく、紫斑も徐々に消え、出ることはありません。本当に安定した生活を送る事が出来ています。
今年無事に成人式を迎えられました
小学1年生の時にアレルギー性紫斑病で入院を余儀なくされ あの時『やすらぎ』に出会っていなければどうなって いただろうと思います。