大腿骨頭壊死
- ~大腿骨頭壊死ってどんな状態なの?
- 大腿骨頭壊死症とは、何らかの原因で股関節が血行障害におちいり、大腿骨頭が栄養不足になり壊死してしまう症状です。
- ~なんで痛くなるの?
- 軟骨が潰れているから歩く時に痛みが出ていると言われています。
最初は、軽い痛みやだるさがあり、少し休むと痛みは消える程度ですが酷い場合は、人工股関節の手術をおこなったりします。
進行すると徐々に痛みが強くなり、しだいに回復するのに時間がかかるようになってきます。
- ~どんな風に良くなるの?
- 大腿骨頭壊死症の原因は、股関節周辺筋肉の異常緊張によるものと考えます。
股関節の筋肉が固くなると、股関節の骨と骨とが押し付けられ圧迫されてしまい、骨頭の軟骨に血流障害がおき、まるで壊死のような状態になってしまうと考えます。
施術で股関節周辺の筋肉を柔らかくすると、痛みは緩和され徐々に歩けるようになります。正常な動きになる事で血行が良くなり、軟骨の再生が促進されると考えます。
ステロイドなどの薬により、内臓の働きが極度に低下してしまっている場合は、筋肉と軟骨の回復にかなりの時間がかかりますが全身を施術する事で内臓の働きを向上させ回復力を上げていきます。
お客様の声VOICE
2019.10.19大腿骨頭壊死
ステロイド薬の影響で大腿骨頭壊死と診断※効果には個人差があります
―いつからどのような症状でお悩みでしたか?
3年前に病気を患い、長期入院した際よりステロイド薬の投与を1年以上しており、投与から10ヶ月後くらい経つと股関節周りに痛みを感じるようになりました。ある日、ゴルフを行った後に激痛が一時的に発生し、数週間後に再度、激痛が走り歩けなくなったことで整形外科にて検査をしたところ、大腿骨頭壊死と診断されました。
―病院では何が原因だと言われましたか?
病気の治療の為に大量投与したステロイド薬の影響が原因と言われました。
―痛みがある時、どの様な対処をされましたか?
整形外科にて歩行時痛みが出るうちは、損傷部に負荷をかけないよう、松葉杖歩行をするように指示があり、数ヶ月は、松葉杖での生活にて患部に負担をかけない対処しました。
-手術は勧められたのですか?
壊死の進行状態と年齢を考えると手術は勧められず、現状の状況では保存治療での対処と指示を受けました。
―やすらぎで施術を受けてどのような印象を持たれましたか?
整体院のように患部に痛みを感じるような施術は全く無く、やすらぎでは、患部周りの筋肉をほぐすような施術の為、体に負荷がかからないように感じます。また痛みの状況や状況に合わせて施術方法を考えていただき治療を進めていただいていること、また、日々の日常生活でのアドバイス等もご指示いただいている為、本当に前向きに病気と闘えていると感じます。本当に温かい応援に感謝です!
―痛み違和感はどのような感じで変化していきましたか?
通院をはじめて数ヶ月は、松葉杖での歩行で時折痛みを感じておりましたが、時が経つにつれ痛みが少しずつ取れるようになりました。現在では、二足歩行にて生活しており、痛みは無い状況です。あとは股関節部分の稼働域の改善に向けての治療を続けていきたいです。
―最後に同じ症状に悩む方にアドバイスをお願いします
難病指定疾患であり、簡単に完治する病気ではありませんので治療には時間がかかりますが、治療を続けていくことである程度の日常生活まで回復できる可能性があることを実感しました。諦めず一歩一歩、前に進むことで歩くことができる喜びを感じられるようなれるかと思います。