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毎日の卵はNG」はうそ!?むしろ認知症予防、体重減少、目の健康に効果あり?

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日本心臓病学会及び米国心臓病学会の研究により、卵を毎日食べている人とそうでない人のコレステロール値は同じくらいであることがわかったそうです。

 

【卵はコレステロール値に大きな影響を与えない】

米国心臓病学会は、心血管疾患を患っている、またはそのリスクが高い、平均年齢66歳(50歳以上)の患者140人を対象に、卵の摂取量と心臓の関係性について調査しました。

 

卵を週に12個以上食べるグループと卵を週に2個未満食べるグループに分け、1ヵ月目と4ヵ月目の身体状況を比べた結果、善玉コレステロール、悪玉コレステロール共に少し数値が下がっていたものの、2つのグループには大きな差は見られませんでした。

 

【卵黄に豊富な栄養素「コリン」認知機能の維持及び神経障害の予防】

研究結果では、卵を多く食べても心臓に悪影響はあまりないことがわかったそうです。

 

卵は、たんぱく質と脂質が多く含まれ、ビタミンやミネラルも含まれている栄養価が高い食品で、卵黄に含まれる「コリン」は脳を活性化する作用があり、記憶を保存するのに重要な神経伝達物質であるアセチルコリンの合成と放出を支援する栄養素で、脳の認知機能維持と特定神経障害予防に役立ち、認知症を防止する成分として注目されているそうです。

卵を着実に摂取すれば、退行性脳疾患であるアルツハイマー発病の危険を低くすることができるという研究結果が出たそうです。

 

 【体重減少や目の健康にもおすすめ】

アメリカの論文によると毎朝卵を2個食べ続ける人は食べていない人とよりも体重が減りやすいという研究結果が出ていて、その他に夜間視力の向上、角膜や結膜の形成、加齢黄斑変性症、末梢神経の回復効果、網膜における活性酸素を除去など、目の健康維持に必要な栄養素も多く含むそうです。

 

卵は消化吸収が良いので、噛む力が弱くなった人や体力が落ちて胃腸の働きが弱い高齢者に向いています。目玉焼きやスクランブルエッグ、ゆで卵などの卵料理だけでなく、さまざまな料理に加えることができ調理しやすいのも魅力ですね。私のオススメは油を使わないで調理できる『ゆで卵』です♪

 

ただ、卵料理と一緒に食べることの多いバターやチーズ、赤身の肉、ベーコンやハムなど動物性の脂に多く含まれる飽和脂肪酸などは、LDLコレステロールの値を上昇させる恐れがあるので注意が必要です。