二分膝蓋骨
- ~二分膝蓋骨ってどんな病気なの?
- 分裂膝蓋骨(二分膝蓋骨)とは、先天的に膝のお皿(膝蓋骨)が、2つ以上に分裂してしまっている状態をいいます。
ほとんどの場合は、痛みを伴うことなく日常生活を送れ、とくに治療の必要はありません。
しかし、過度のスポーツトレーニングや打撲などがきっかけで、膝蓋骨の上部に痛みが現れることがあります。
走ったりジャンプしたりすると膝蓋骨周辺に強い痛みが生じ、スポーツ活動が思うようにできなくなってしまったり、酷い場合には、歩行時や階段昇降時に痛みを伴なったり、膝に水が溜まってしまい、日常生活にも支障をきたします。
基本的な治療方法としては、スポーツ活動を中止し安静にしながら、太もものストレッチや筋力強化がおこなわれています。
再発を繰り返してしまい、疼痛がひどくスポーツが続けられない場合には、手術が行われています。
術式としては、骨片摘出術(分裂骨片を摘出する方法)と骨接合術(分裂した骨をつなぐ方法)などがあります。
- ~どんな風に良くなるの?
- 膝蓋骨が分裂していることと、痛みには、因果関係がないと考えます。
なぜなら、先天的に膝蓋骨が分裂していることが痛みの原因であるなら、小さいときからずっと痛みがあってもおかしくありません。
そうでないならば、他に原因があるはずなのです。
例えば、過度にスポーツをやり過ぎてしまったり、打撲などによって、膝周辺の筋肉に異常な緊張が生まれます。
その為、膝を可動させた時に収縮する筋肉の付着部周辺が、過度に引っ張られてしまい、その結果痛みがでるわけです。
具体的な対応策としては、異常に緊張している筋肉をゆるめる、だけで素早く痛みの回復に導くことができます。
筋肉の緊張をゆるめることにより、筋肉の付着部分周辺のストレスがなくなり、例え膝蓋骨が分裂していたとしても、膝を可動させる、負荷を加える、という動作で痛みがない状態になります。
また、再発性のない状態まで回復させる事も可能です。
お客様の声VOICE
サッカーをやめるしかないと思っていた分裂膝蓋骨
2019.10.08二分膝蓋骨
サッカーをやめるしかないと思っていた分裂膝蓋骨※頂いたお葉書のご紹介「効果は個人の感想で、個人差があります。」
サッカーをやっている息子の膝の痛みが出たのは高1の夏。
整形外科へ行くと「膝蓋骨分裂症」と診断を受け、安静と
リハビリ生活。それでも様態は変わらず、いつも通う接骨院へ。
その先生にはサッカーをやめるか、痛みを我慢して続けるか
と言われる。この頃は階段の上り下りもとてもつらかったそう。
高校に入学し、これからサッカーを楽しもうと頑張っていた
矢先に起きた出来事でした。もう思いっきり走れないのかと
あきらめかけていた時 「膝蓋骨治療」 で検索してヒット
したのが貴院でした。とにかくいろいろな治療をしてみようと
伺ったところ、1回目の施術で痛みもなくなり、息子も
びっくり。帰り道、また通いたいと明るい言葉が返ってきました。
その後、サッカーをやると痛みが出ましたが 「だんだんそれも
なくなりますよ」 という先生の言葉通り、4回目の施術後
今に至るまで痛みは出ておりません。今はケアをするため
2ヵ月に一度通っています。おかげさまであきらめかけた
サッカーもレギュラーの座を守るべく、毎日頑張っています。
本当にありがとうございました。